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逆襲-新4回生 副将 DF #7 坂口晶之輔-

今年度、男子体育会ラクロス部の副将を務めさせていただきます、坂口晶之輔と申します。





日頃よりお世話になっております、保護者の皆様、OBGの皆様、コーチの皆様、ラクロス協会の皆様、関学ラクロス部に携わってくださる全ての皆様、私たちの活動の根底を作り、支えてくださっていることに深くお礼申し上げます。



引き続き変わらぬお力添えを頂けましたら幸いです。




初めに島本くんの紹介をしたいと思います。

島本くんはとても真面目で、いつも冷静で考え方が大人だと思っています。僕らより何歳か年上なのか、何十歳か年上だからなのかみんなからはおじいちゃんと呼ばれています。

今年はそんな大先輩が僕たちの主務をやってくれるということで、とても頼りになります。



しまもんの紹介はこのくらいにしておいて、僕の話をします。




知っている人がほとんどだとは思いますが、僕は昨年の6月のスーパーカップで試合中に前十字靭帯の断裂と半月板の損傷の怪我を負いました。


救急搬送先では、靭帯の損傷と聞いていただけだったので「1ヶ月ほどで復帰できるやろ」と思い、周りの人もそう伝えていました。

しかし、地元の病院で診察を受けたところ、


「靭帯を断裂、半月板も損傷。手術しなければもうスポーツはできない。でもスポーツを手術を8ヶ月以上の離脱になる。」


そう告げられました。



頭が真っ白になった。

ふおんさんの代で日本一を獲る。大好きな先輩たちに、ピッチの上で感謝を伝える。

そう誓っていた矢先だったから。


なんで俺なんだ。


なんで今なんだ。


なんで左脚に力は入らないんだ。


なんで歩けないのか。



悔しくて、現実が受け止めれなくて、何度も自分に問いかけました。


正直、心が折れたこともありました。


もういいや、また怪我するくらいなら部活もスポーツもやめたろ。


そう思うときもありました。


でも、ふと想像してみました。


仲間と守備を固めて守り切った時の瞬間の喜び。

相手をぶっ飛ばしてボールを奪ったときの高揚感。

まだ達成していない初得点。





日本一のトロフィーを掲げる瞬間。





それを達成できるチャンスがあるのにも関わらず、

ここで諦めるということは、

怪我という困難、そしてその先の挑戦から逃げているように感じました。


それは俺じゃない。


むしろ、この怪我を乗り越えて、俺がチームを変える。

創部初の日本一を獲る。


そう思えるようになってきました。






この怪我が教えてくれたこと。





「当たり前なんてない」ということ。


今プレーしている人は


立てること、歩けること、走れること、クロスを持ってプレーできること。


それは当たり前じゃないということを理解してほしいです。


怪我をするまでは気づかなかったです。

けど、車椅子や松葉杖を使った生活を経験して

普通に歩けることがどれだけ幸せかを知りました。


今プレーしているみんなに聞きたい。

「もし明日からラクロスができなくなっても後悔はないか。」


もし迷うなら、もっと今ある状況に感謝してこれまで以上に全力を尽くしてほしいです。


それはどんなことでも良いと思います。

練習量を増やしたり、筋トレをしたり、勉強をしたり、声を出してみたり、なんでもいいです。


「したくてもできなくなる前に」


今自分ができることなんでも全力を注いでほしいです。




僕は仲間には強く言ったり、怒ったりすることはあるけど、


心の底から仲間を信じているし、本気でみんなと目標を達成したいからです。











病院の帰り道に感じた絶望も、先輩とプレーできなかった悔しさも絶対に忘れない。



でも、


それこそが今の僕奮い立たせてくれます。





今自分が置かれている環境に感謝して、これまでの限界をさらに超えて、成長し続けたいと思います。



今年の3月から復帰する予定です。


6月1日のあの日の僕とは別人です。


誰よりも叫ぶ。誰よりも暴れる。


もし僕に勝てる相手がいるなら戦いましょう。


今年、日本一獲ります。


期待しててください。






最後に次にブログを回す、碇武の紹介をします。

碇竹くんは、チームで1番心優しい存在でもあり、チームで1番恐れられている存在でもあります。しゅうきと3cmくらいの顔の距離で話しているかと思えば、チームでふざけてるやつがいれば怒鳴り武が現れます。

また、試合中は得点が欲しい時には必ず彼が決めてくれます。

今年の試合では大きな試合でこそ彼の得点に期待しましょう。


じゃあいかちん!続きよろしく!!

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