平素より多大なる支援をしてくださるOBGの皆様、保護者の皆様、社会人コーチの皆様、本当にありがとうございます。
今年度、FOリーダーを務めさせていただきます、有馬大登と申します。
今年こそ悲願の日本一を果たし、支えてくださる方々へ感謝と感動を届けますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。
まずブログを回してくれたクロエくんの紹介からさせていただきます。
DFリーダーを務める彼は、入部当初は激細天然パーマサッカー少年でした。しかし今となってはエニタイムで筋トレをし、逞しくなったような気もします。気がするだけです。胸の凹みについてはほんとに気にしてそうなのであまり触れません。
そんな彼は圧倒的なリーダーシップが強みで、彼の声でこれまでチームは救われてきました。
日本一になるために彼の声は必要不可欠です。
頼りにしてるよ!
彼の紹介はここまでとして、本題に移りたいと思います。
自身のこれまでの感情の変遷と共に、私がこのラストイヤーで何を伝えたいか、どう生きたいかをテーマに綴らせていただきますので、気づけば1人語りチックな文になってしまいました。先に謝ります申し訳ございません。
ただ、読む人全員に響くことがなくても、誰か1人の心の支えや何かのきっかけになれば幸いです。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
私たちが入部以来、渇望してきた日本一という景色には何が広がっているのか。
日本一を果たすことで私たちは何を得るのか。
私がこのラクロス部に入部して以来、日本一を目指すと共に常に考えてきた事です。
「応援してくれる人に結果で恩返しをしたいから。」
「学生最後に何かに熱中したいから」
「大好きな仲間と最高の景色が見たいから」
どれも純粋で素直な気持ちですし、そこに嘘はひとつも無かったと思います。
ただこれらの思いはどこか綺麗事に聞こえてしまう自分がいて、胸を張ってこの思いを他者に伝えることがどうしてもできなくて。
素直な気持ちなはずなのに、なぜかこれらが活力源にはなっていない気がして、本当の答えが見つからず入部して3年が経っていたように思います。
そんな自分でも曖昧な感情が確かなものとなったのが、昨年の関西ファイナル決勝でした。
多くの友人を試合に呼び、最高の仲間と支えてくださる方々と歓喜を共にできると思っていましたが、結果は敗北。
先輩同期、ましてや後輩もグラウンドで涙を流す中、私の目は潤むことなく、その時私にあったものは、ただ自分が活躍することでチームを勝利に導くことができなかった非力な自分が情けないという感情のみでした。
その時に、これまで自身の活力源となっていたはずだった感謝を届けたいという思いや、仲間と最高の景色を見たいという願いは自身の理想であり、私の本当の思いは自身が活躍することだったことに気づきました。
言葉を操ることは簡単で、その言葉を繰り返し考えているうちにいつしかそれが本心にも思えてしまい、いわば自分にその言葉を言い聞かせている、そんな状態に3年間でなっていたんだと思います。
もちろん大好きな先輩と2024チームでもっとラクロスがしたかったという感情も事実です。
しかし昨年を振り返った際、FOとして活動する中でやはり自身の成長に注力し、チームのことを考えれていなかったかなと、その時やっと気づけた気がします。
チームのために戦っていたつもりでしたが、それらは全て自身のFOとしての成長であり、自身の勝利のためでした。
これまでのあらゆる努力は、全て誰かのためなんかではなく、自分のためにしていましたと気づきました。
下級生はこの考えでいいと思います。
変に周りのことは気にせず自己成長にとにかく努力し続ければきっと上手くなります。
しかし最上階生としてのラストイヤー
ましてや学生最後の1年
これらを冷静に考えた際に、今まで通り自分のためだけに努力して、日本一になったとしても何も手に入れることができないような気がしました。
気がしましたと言いましたが、自身の中ではかなり確証のある感情でした。
そこから私は再度、何のために日本一を目指し、何を得たいのかについてを考え直し、入部した際の純粋な感情を思い出しました。
思い直せば、関学ラクロス部は所有するグラウンドもなく、全部員の努力と様々な方のサポートで成り立っている組織であり、それすらも当たり前に感じてしまっていたと思います。
支えてくれる人がいることは当たり前ではなく、ましてや共に戦う仲間がいることも何ひとつ当たり前なことなんてないと気づきました。
そう考えた今、私がラクロスをする意味、日本一を目指す意味というものを問われた際、
「支えてくださる人や、共に戦う仲間のために戦う。自身のプレーで誰か1人にでも感謝や感動を届けるために精一杯戦う。もしそんなことが叶えばきっとそれは何にも変え難い経験となる」
と胸を張って言えます。
そしてそんな感情を共に日本一に辿り着いた際には
どれほどの感情が待っているのか。
きっとそれは想像を超えるものであり、人生の中でも死ぬまで忘れられない瞬間になるでしょう。
悲願の日本一達成まで、FOリーダーとして覚悟と誇りを胸に戦います。
今年は関学FOユニットにご注目ください!
次にブログを書いてくれるのはスタッフリーダー多留実咲さんです。
彼女もまた癖の塊で、歳を重ねるごとにその癖は強くなっているように思えます。
そんな癖強スタッフですが、チームに対する思いは人一倍熱く、選手よりも勝利に飢えているのではないかとも思う時すらあります。とても心強いです。
そんな彼女の癖強を全面に隠し通したであろう真面目ブログにご期待ください。
全然真面目を装わず、癖強ブログでいいからね!
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