2024年度関西学院大学男子ラクロス部の組織マネジメント総合コーチを務めます、キムシュンソクです。
最も伝えたいのは「凡人と天才の差よりも、天才と天才の差の方が遥かに開いている」という事
(文章の最後に持ってくるとしましょう)
またその中でも、3つ伝えたい事があります。
-感謝は実力を倍加させる打ち出の小槌
-組織で高い成果を出す為には「当事者意識」という言葉が持つ、深さを甘くみてはいけない
-目標は「到達」ではなく、「通過」するイメージを持つ事が違いを生む
①感謝は実力を倍加させる打ち出の小槌
倍かどうかは別として、人間関係資産を蓄積する上で今の時代て全く錆びる事のない考えだと思います。
大阪大学、同志社大学でコーチをやっていて痛感した事でもあります。
両大学とも当初「感謝」と「成果」は切り離れたものであり、「感謝」を体現する事ができないチームであったが、一つ一つの行動や意思決定に対して尊敬の心を持ち、感謝を体現する事で" 未来を引き寄せられる"と思います。
一人一人の人間関係を良くしようという"小さな積み重ね"がとんでもない所へいくただ一つの道なのかもしれません。
成果を上げているHCやアーリーフェーズのベンチャー企業の社長と話す機会が多くなる事で、共通している事は「愛」がある事である。
人の可能性に蓋をするようなコミュニケーションではなく、人の可能性を何倍にも広げるようなワーディングセンスにより可能性を倍加させる
「がんばれよ!」
「一緒に頑張ろうや!」
でも違う、それだけ言葉の持つ力は半端じゃないという事だし、やはり感謝を体現する事で「組織の成果は倍どころか、何倍にも膨れ上がるだろう」
② 組織で高い成果を出す為には「当事者意識」という言葉が持つ、深さを甘くみてはいけない
この2ヶ月で10校以上の学生幹部と話す機会をいただいたり、関学と関わらせていただく中で「当事者意識」というパワーワードが炸裂している。
僕は黄色信号だと思うので、説明していきたい。
「当事者意識」: 何事も自分の問題、最終的には自分が原因です(全てはリーダーの責任です)というような全ての局面において自責志向を持ちましょうという安易な話ではないと思う。
起こっている問題は〇〇であるが、直接的には関係ないかもしれない。という事象を自分は課題として捉えている状態が「当事者意識」なんだと思います。
課題として捉えている認識があるからこそ、「本当の課題に対して向き合える状態に立てている」
課題を特定せず、
「あいつはダメです」
「このチーム、人数が多すぎますわ」
「なんで思ったように動いてくれないんですか?」
などという会話が関学組織には多いと感じています。
「人数が多い」というメリットであるはずなものを自らの考えの狭さによってデメリットとして考え、課題特定する努力をせず"他責"にする
常に幹部には「縮小傾向で考えるじゃなくて、どうしたら両立できるか拡大傾向で考えてください」という表現をしているが、この考え方が持てれば難しい局面に立った時も"人生に面白さが出る"
③ 目標は「到達」ではなく、「通過」するイメージを持つ事が違いを生む
僕の好きな本のビジョナリーカンパニーという本の一部抜粋であり、要約すると
複数チームを同時にスタートさせ、進行ペースは各チームに任せる。
その場合、もっとも早くゴールに到着したのは
「どんな天候やコンディションの時でも愚直に一定ペースで積み上げていったチームであった」という話
つまり、僕はマラソンでゴールの瞬間胸を切るように走り切るのではなく、「持続可能な集団」にしたい訳なんですよね。
もっと簡単な表現でいくと
「最高速度で通過」するという言葉の方が刺さりますかね
最高速度で通過する為には何が足りなくて、どのくらいの実行強度であれば達する事ができるのか
「今」に夢中になりながらも「理想状態」から逆算して課題設定のPDCAをどれだけ早く回せるかで"未来を引き寄せられるか"は変わり続けますね
⭐️最後に冒頭の部分で吹かしていた「凡人と天才の差よりも、天才と天才の差の方が遥かに開いている」事を話してブログは終わろうかなと思います。
関西ラクロス界は面白い、面白くなってきた
・大阪大学・同志社大学・関西学院大学3校が一部の舞台に足並みを揃えた事
・昨年度から始まった「あかつき新人戦」では2大会連続で関西のチームが優勝
・トップリーグでも関学が2年連続で早稲田・法政を倒している
確実に面白くなってきた
関西・地方大学の皆に最後伝えたい
「関東大学ではない大学が30年の長い歴史において、創部初の学生日本一を掴めた時にラクロス界はひっくり変えるぜ!こんなワクワクする瞬間人生でないぜ、総動員のジャイアントキリング起こそうぜ!」
「今」に夢中になり続け、未来を引き寄せよう!!
関学のコーチの皆、本当に集まってくれてありがとう!同世代でプレーした皆が集まってくれて心強いし何よりも学生時代取れなかった「日本一」を誰よりも追おうぜ!🔥
Comentarios