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ラスト1ヶ月-4回生 DF#9 美野翔太-

OBGの皆様、保護者やチーム関係者の皆様、平素より大変お世話になっております。

約3ヶ月間続いたリーグ戦では、どこの大学にも負けない観客数、試合のビデオでも聞き取れる応援の声、誠にありがとうございます。

皆様の多大なるご支援のおかげで、チームは関西決勝まで進むことができ、目標とする学生日本一まで後、4試合となりました。

勝利という結果で恩返しさせていただきますので、今後とも変わらぬ熱い応援の程、よろしくお願い致します。


4回生MD#39藤本夏綺から紹介に預かりました、4回生DF#9美野翔太と申します。

夏綺は本当に心優しく、直向きに努力し続けられる選手で私が同期で尊敬する1人です。

4年間磨き続けた、そのショットでチームを日本一に導いてくれると僕は確信しています。

絶対に夏綺のところまでボールを繋いでみせるから、点を決めてな!


夏綺の素晴らしいブログの次なので、凄くプレッシャーですが、僕が僕自身の事を伝えるラストブログなので、4年間を振り返った僕の想いを書かせて頂きます。



面接官「どうして美野さんは日本一を取りたいのですか?」

僕「そうですねー(笑)、同期皆んなと一緒に日本一の景色が見たいからです!」

面接官「じゃあ、日本一をとった先に何があると思いますか?」

僕「(うわ、だる、考えてなかったわ)そうですねー(笑)……

きっと今まで一緒に頑張ってきた大好きな仲間が居て、笑顔が溢れてて、スタンドにはお世話になった先輩方が拍手してくれてて、両親が見守ってくれている。そんな空間があると思うんです。正直、優勝トロフィーとか日本一の称号なんてどうでもよくて、日本一をとったその瞬間を皆んなと見にいく為だけにやってきたんで、まあ、はい!そうです!」


このやりとりは、僕が来春から身を置くことになる会社の最終面接での一部分です。

実際はもっと噛みまくりですし、もっとヘラヘラしていて、言葉遣いも怪しかったと思います。でもこの言葉を発した当時の光景だけは今でも鮮明に覚えており、面接で唯一本音で話した瞬間でもありました。


帰りの新幹線で「俺ってあんなん思ってたんや、でもホンマにその時に出てきたし、ほんまのことなんかなー。いやでも実際どうなんかな。」なんて頭の中で考えていました。


この4年間を振り返ると、本当に辛いことやしんどい事の方が多かったにも関わらず、どうしてここまで頑張ってこれたのか。

真夏に防具をつけて、炎天下のグラウンドを走り回ったり、真夜中まで自主練習したり、どうしてここまでラクロスというスポーツに時間と労力を費やしたのか。


最近、はっきりとその答えが分かりました。

同期の皆んながいたからこそ、ここまでやってこれたと。


僕の力不足で負けてしまった試合。

自分のせいで相手のシュートが関学ゴールに突き刺さる映像。

僕のせいでBコーチを引退させてしまった、あの瞬間。


記憶に残る試合のほとんどが負けた試合であり、また辛くて悔しかった事の方が多かった僕のラクロス人生。

それでも、ここまでやり遂げる事ができたのは、同期のみんなが居たから。

最後ぐらいみんなに、恩返ししたいと本当に思っています。


学生コーチを引き受け、下級生の育成に取り組んでいる、相ちゃん、つぼちん、じゅんぺい、こうしろう、鶴、穂高。

相ちゃんが得点したら、お決まりの「ナイスう」を言い合いたかったし、つぼちんと一緒に関学ゴールを守りたかった。じゅんぺいとふざけた声を出しながら、一緒にDFがしたかった。こうしろうや鶴が普段は見せないBリーグ予選敗退で見せたあの悔し涙、僕より何倍も技術があるのにチーム事情を飲み込んで、コーチを引き受けて最後までやり遂げてくれた穂高。

必ず、必ず、日本一を奪ってみせます。


アナライジングのこすけ、ざき、モリマサ。

何一つ文句を言わず、当たり前のようにチームの為に行動してくれて、本当にありがとう。ザキの頑張りはOF陣が試合で得点する事で証明してくれる。

こすけやもりまさの頑張りは、DF陣が証明してみせる。

あと4試合、一緒にやり遂げよう。


スタッフの方々。

楓のビデオが1番見やすかったし、僕の珍プレーもバッチリ撮ってくれてありがとう。和奈も、選手の文句を我慢して審判し続けてくれてありがとう。美優さん(笑)ありがとう(笑)朱里と東君は、怪我の管理やテーピング、本当にありがとう。


OF陣

必ず僕達DF陣がボールを繋いでみせるから、4年間磨き続けたそのショットで、その一振りで大量得点して欲しい。

試合の時、後ろから見ていて、本当に上手だなとチームメイトの僕ですら感心させられます。皆んなの得点で関学に勝利を日本一をもたらして下さい。


DF陣

リーグ戦での失点数の多さ、練習試合での敗北。他大学に比べれば、個々の能力は決して高くないと思う。

それでも僕達DF陣が踏ん張り続ける事で、チームを勝利に導ける。上手いプレーとかお洒落なボールダウンじゃない。

泥臭く、献身的なDFこそ、関学DFの強みであり、他大学に負けていない部分だと思う。

頑張り続けよう。やり遂げよう。


3回生

来年からは皆んなが主役です。

最高学年になれば自分主体からチーム主体で考える事も多くなると思います。

でも後少し、まだまだ自分の為に自主練習して欲しいし、自分の為にショットを打ち続けて欲しい。

まだまだ上手くなれるし、一緒に日本一を見に行こう。


2回生

学年で練習していた去年と違って、1人1人が各カテゴリーに分かれ、目標とする視野の高さが変わってしまう1年だったと思う。

「Aでもっと試合に出たい」「Aに上がりたい」「Bでもっと試合に出ないといけない」「Bリーグのメンバーに入りたい」。

2回生という学年は、他のどの学年よりもモチベーションの保ち方が難しく、悩む1年だと思います。

それでも、みんなと関われて本当に良かったです。

特に一緒に練習してきた、ふおん、としゆき、はるかは、自信を持って堂々とプレーして下さい。


1回生

ラクロスが面白くて、楽しいと思っている人。なかなか上手くいかず先輩のような速いショットが打てず苦労している人。なかなかパスとキャッチが出来ない人。

色んな悩みがあると思うけど、どんなに上手い選手も最初から上手かった訳ではないです。

最初は右も左も分からないまま、近くのトンネルや鉄橋やらでボールとクロスを持って縦振りする所から始まります。

少しずつ出来る事を増やしていって下さい。

これから先、もっと辛い事や苦しい事が待ち受けていると思います。

上手くいかず腐ってしまう事もあるでしょう。

チームに対して不満や考え方の違いで衝突する事もあると思います。

それでも関学ラクロス部は日本一をとれるチームだという事を忘れず、努力し続けて下さい。

ウインター優勝、期待してます。



最後に4回生30名

本当に僕がここまで頑張ってこれたのは、みんなのおかげです。

皆となら、日本一を獲れると確信しています。

泣いても笑っても、あと4試合。

4回生30名が関西学院大学男子ラクロス部を日本一に導く行動・プレーをしよう。


長くなりましたが、この辺りにさせていただきます。


次にブログを回すのは、4回生DF#42 中道崇斗です。

彼は本当に面白い人です。

この前の三田での練習の行き道に、衝撃的な統計を取っていました。

4回生30名の内、20名近くが彼氏・彼女持ちという恐ろしいデータを僕に伝えに来ました。


僕と中道君のクリスマスの予定はどうなるのでしょう。


では、みっちー。

笑いあり涙あり、感動ありのブログ、よろしくお願い致します。

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